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2023.06.12

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草津温泉は「ワーケーション」「テレワーク」に最適!その理由は?

草津温泉は「ワーケーション」「テレワーク」に最適!その理由は?

首都圏東京から近い人気温泉地「草津温泉」。
かつては団体旅行でにぎわっていたこの温泉地ですが、時代の流れとともに客層が変わっていきました。最近では、企業による社員旅行などを見ることはほとんどありません。

しかし実は、ビジネスマンによる草津観光が、ジワジワと増えていることをご存じですか。
それは「ワーケーション」「テレワーク」が広まりつつある現代の、新しい温泉地の楽しみ方とも言えそうです。

本記事では、草津温泉におけるテレワーク事情やワーケーションのしやすさ、リモートワークスポットの有無などについてご紹介します。

「テレワーク」や「ワーケーション」の強み、メリット

コロナ渦をきっかけに自由な働き方が広がりをみせています。その代表例が「テレワーク」や「ワーケーション」です。

テレワークとは、Tele(離れて)とWork(仕事)を組み合わせた造語で、従来の職場に出社する働き方とは異なるスタイルとして登場しました。
ワーケーションとはテレワークの一種ですが、Work(仕事)とVacation(休暇)を組み合わせた造語で、リゾート地や観光地で働きながら休暇を取ることです。

インターネットの発展や業務をサポートする様々なITツールの登場によって、離れた場所で仕事をすることができるようになった環境の要因が大きいでしょう。

観光地(温泉地)でのテレワークは結構難しい

都心部で生活をしていると、気軽にリモートワークをすることが可能です。公共交通機関のどの駅で降りても、駅前にはカフェやファミレスがあり、そこには電源やWi-Fiが完備されています。リモートワークに適した環境を整えた「コワーキングスペース」もいたるところにあり、すぐに利用することができるからです。

しかし、観光地でのテレワークには注意が必要です。

飲食店は地元の方が営む(チェーン店ではない)観光客向けのカフェが多いです。そのような場所でパソコンを開いて長時間滞在するのは迷惑になってしまう可能性があります。電源やWi-Fiを使える場所も少なく、テレワークを快適にできる場所はそれほど多くありません。

「ホテルや旅館で仕事ができるから」と考えるかもしれませんが、なかなかそれも難しい。なぜならパソコン作業を快適にできる机と椅子が用意されている部屋はそうそう無いため、窮屈な姿勢での作業で疲れてしまうこともあります。そしてWi-Fiの速度が遅くないか?オンライン会議などのデータ通信に耐えられるか?などは行ってみないとわからない「賭け」なので、万が一速度が遅かったときのストレスは大きいでしょう。

草津温泉は「ワーケーション」

草津温泉のリモートワーク事情は?

それでは、草津温泉のリモートワーク環境の事情はどうでしょうか。草津温泉にコワーキングスペースを拠点とし、地域の旅館や飲食店を利用してみた筆者の感想をお伝えします。

「町中でリモートワークができる場所を見つけるのは、相当難しい」という印象をもっています。

2023年には年間の観光客数が過去最多の370万人を超えた、大人気温泉地である草津温泉。閑散期という時期がほぼなく、町中は一年中観光客にあふれています。そのため飲食店もにぎわっており、パソコン作業をゆっくりできるスポットというのがそれほど多くありません。あまり情報をもたずに「どこかに入って仕事をしよう」とすると、リモートワーク難民になり、かなり疲弊するはず。

2024年はバスターミナルの図書館が工事のため閉鎖されます。交通の便がよく、誰でも気軽に使えたスポットがまず使えません。そういった事情もあり、ホテル旅館以外で仕事をする可能性のある人は、事前に候補地を調べておくことをおすすめします。

草津温泉は「ワーケーション」

草津温泉でリモートワークがしやすいスポット

草津温泉の町中でリモートワークができるスポットについては、こちらの記事にまとめました。
よろしければご参照ください。
群馬・草津温泉の「電源」&「Wi-Fi」が利用できるスポットまとめ

安心してテレワークをおこなうためには、電源とWi-Fiは必須となりますので、使えるスポット情報になります。

「草津温泉コワーキング」をおすすめする理由

本記事を執筆しているのが、2024年に草津温泉に新しくオープンした「草津温泉コワーキング」です。
草津温泉「初」のコワーキング施設であり、リモートワークのために最適な環境をご用意しております。

Wi-Fiと電源以外でも、草津温泉コワーキングをおすすめする理由を、環境と施設面からご紹介させてください。

高速で安定したネット環境

なにより大事なのはWi-Fi(ネット環境)ですが、ただWi-Fiが使えるだけではリモートワークには不十分と考えています。「高速であり」「安全である」ことが大切です。
これは実は専門的な知識が必要で、実現が難しいです。

ビジネスでのネット利用は「大きなファイルの送受信」や「高い負荷のかかるオンライン会議」の機会が多いでしょう。通信速度が遅い環境でリモートワークをしてしまうと、「大事なオンライン会議の途中で、音声や映像が途切れた」といったトラブルになりかねません。

また、インターネットの契約をしてルーターを設置しただけ、という場所ですと不特定多数の人が自由に使えるWi-Fiは実はセキュリティの穴だらけで、悪意のある人間にデータを抜き取られてしまうリスクを抱えています。ビジネスマンが仕事のやり取りやデータ通信を行ううえで、そのような町中のWi-Fiを使うことはあまりオススメできません。

草津温泉コワーキングでは、専門知識をもったエンジニアが現地に駐在しています。Wi-Fiへのセキュリティ設定はもちろんのこと、同時接続台数が増えたときの通信負荷の分散対策など通信速度への対応もおこなっています。安心してリモートワークができるネット環境を構築し、日々維持改善をしています。手前みそではございますが、これは観光地の施設としてかなり特殊な体制であり、安心してご利用できる最大の特徴となっています。

テレワークがはかどるツールやアイテム

草津温泉コワーキングでは、タイプ別の座席が配置されています。草津温泉では一般の人が誰でも使える「オンライン会議ができる個室」がありません。
人に会話を聞かれたくない(秘密保持上)であったり、大切なミーティングのため静かな空間を使いたい、といった方のために、「完全個室の会議室」のご用意があります。

マウスやキーボード、モニター、充電器など備品もあるため、必要最低限の持ち物で快適な仕事環境を実現できます。そのほかにもホワイトボードがあるため、チームでの会議や開発合宿にも有効な施設となっています。

草津温泉は「ワーケーション」

草津温泉でワーケーションの魅力

観光地でテレワークをするさいの注意点についてお伝えいたしましたが、草津温泉にはコワーキング施設があるため仕事環境は困らないということはご理解いただけたかと思います。

ただ「仕事ができるのはわかった」けれど「わざわざ草津温泉に行ってまで仕事をする理由」「魅力」について、最後お伝えできればと思います。

草津温泉は「泉質主義」を掲げるほど、お湯の質が有名な温泉地です。酸性のお湯はピリッと肌に刺激を感じ、身体を癒してくれます。
日本有数の温泉と豊かな自然が特徴の、山間にある一大温泉地。温泉によるリラクゼーションと伝統的な温泉文化を満喫でき、草津のシンボルとして知られる人気スポット「湯畑」など、観光名所も満載。

訪れる人は、名湯を愉しみたい人、伝統的な温泉文化に触れたい人、自然の中でリラックスしたい人、旅館で特別な時間を過ごしたいと考える旅人が多いです。

わたしたちは、

ここにしか湧かない、
「ひらめき」がある。

と考えています。

ハードな仕事をしているビジネスマンは、心身ともに大きなダメージをおうことも。
仕事が捗らない。いい考えが浮かばない。
そんなときは、思い切って都会を抜け出し、草津温泉を訪れてみてはいかがでしょうか。

都心から行ける観光地には、熱海や箱根など他にも温泉地がたくさんあります。
それらと比べると草津温泉は片道3時間ちかくかかるため、少々アクセスを難に感じることもあるかもしれません。
でも、それだから良いのです。

湯畑を中心に、一か所に宿や施設が密集し、硫黄の香りがたちこめる。
最寄りの電車の駅もない。車かバスで山道を超えて入るとそこは、
まさしく「非日常」です。

ワーケーションとは、非日常のなかで、自分の枠を超えて発想力が広がる働き方だと考えています。

名湯・草津温泉で疲れたカラダを癒やし、集中空間にこもり思考する。

想像力がひろがる中、
いつもの環境では辿りつけなかった考え、出てくるはずのない発想が、
湯水のごとく、次々と湧き出てくる。
新たな景色や人に出会うたび、新たな発見があるはずです。

さまざまなインプットをしながら、
「ひらめき」という最高の土産を手に入れられるのが、草津温泉でのワーケーションなのです。

ぜひワーケーション目的で、草津温泉を訪れてみてください。
快適なリモートワーク環境を整えて、お待ちしています。